エプロンシアターの演じ方

エプロンシアターの作り方

 

ではエプロンシアターの作り方を見ていくことにしましょう。エプロンシアターはその名の通り「エプロンの映画館」のことですが、ただ、エプロンをしてお話をしても何もおもしろくありません。

 

そこでエプロンは普通のエプロンではなく、エプロンシアター専用のエプロンを使うのです。例えば定番の赤ずきんちゃんの劇をする場合なら、その専用エプロンには、赤ずきん、オオカミ、おばあさんなどのパペット(お人形)が入っていますし、森や家、部屋の中やベッドなどの絵がエプロンに描かれていることになります。

 

こうしてみるとまるでエプロンが紙芝居のようなイメージになります。しかし、エプロンシアターでは紙芝居と違い、ただ話しながらページをめくるのではなく、自分で話しをしながらパペットを動かしたり、自分が手足を使って踊りながら話をしたりするので、見ている子供の想像力をかきたてるような演出になっているのです。実際創造してみるといかにも楽しそうな雰囲気がわかると思います。

 

材料についてはもちろん市販品もあるのですが、最近はハンドメイドのエプロンシアターが注目される傾向にあるようです。手芸が上手な人なら、エプロンにフエルトやポケットを縫いつけ、パペットを作ったりするのも案外簡単なことです。

 

手軽にエプロンシアターを始めたい場合は、全てを作る必要はありません。家にあるパペットやぬいぐるみを利用すればいいのですし、折り紙や切り紙でアイテムを作って貼り付けても楽しいエプロンになりますから、これで立派なエプロンシアターの完成というわけです。後はストーリーも自分で作ればいいわけで、演じることも慣れてくれば楽しいはずです。